エスカルゼのある会員の女性、37才。
半年ぶりに私に連絡が来て、
今真剣交際している彼がいてエスカルゼには行けないのですが、悩みを聞いて欲しいと私に助けを求めています。
スタバで彼女と会って、どうしたのと尋ねると、
彼女はマッチングアプリで出会った人と結婚を考えているのに、どうも彼との関係がおかしくなったようで、私のアドバイスが欲しいとのことです。
真剣交際の経緯を聞いたら、
彼女は半年前にマッチングアプリに登録をしていて、すぐに今の交際相手とマッチングしてメッセージのやり取りをするようになった。でもお互い忙しくて彼と実際会えたのはその二か月後のこと。顔はすごくタイプではないけれど31才慶應卒年収800万だから次も会ってみることに。そうしたら会っていくうちに彼のことをどんどん好きになってしまって、彼との将来を考えるようになりました。でも彼は仕事が忙しくて、もう先月から会えてなくて、今月に入って彼女が彼に送ったLINEも既読無視になってしまいました。彼に嫌われたでしょうか?彼の心を取り戻すにはどうすればいいでしょうか??
こう話しながら彼女の目からひとつぶの涙が光った、、
その彼と出会ってから彼と何回会いましたかと私が聞くと、
彼女は「3回」と答えてくれました。
3回かぁぁ、、?
以前のブログにも書いたことはありますが、
出会ってから半年経つのに実際会ったのが3回!
それでも「私は付き合ってます」と宣言する女子は後を絶たない!
「31才年収800万更に慶應卒、これはなかなかの難関校ですね。この若さでこれだけ高収入の男性はなかなかいないから、ライバルは多いはず、、、」
「高収入ですか?このくらいは普通ですよ、」
と彼女は私の話を聞いて首をかしげた。
めげずに私は「30代前半、普通年収は400万台でもいいほうですよ、、」
彼女は首を横に振りながら自分のスマホを差し出して、彼女が登録しているマッチングアプリを開いて、私に見せてくれました。
画面に映り出されたメンズの面々、
29才年収800万!
36才年収800万〜1000万!
40才1000万〜1500万!
ハイスペックがズラリ☆
日本は景気いいじゃん!
私も一緒懸命働いてるのにその半分ももらえていないよ>_<
よくよく考えたら私の周りにその年齢でそんに稼いでいる人はいないぞ、
私は貧乏だ、、、😨
しかも私の知り合いも貧乏の人ばかり💧
と、
マッチングアプリの男性リストを目の当たりにしたら、自分の現状と取り巻く環境を考えると私は泣きなくなるほど動揺を隠せません🤢
「30代年収500万男子との結婚は高望みだ」と世の中は騒ぐのに、マッチングアプリを見ると年収500万なんてむしろ低所得層ではないかぁぁあ!??
でも冷静を取り戻してアプリの男性のプロフィールをよく見たら、
「41才地方公務員年収1000万~1500万」
地方公務員年収1000万超え、これはありえないねっ。
「28才金融関係年収800万~1000万、出会いがないから勇気を絞って登録してみました」とか、金融関係の職場に出会いがないなんて、、?
しかも写真を見るとHey! Say! JUMP中島裕翔さんそっくりのイケメン!!!
「マッチングアプリが全盛の時代だ」と言われるほど、実際のところエスカルゼのようなリアルな出会いを提供する場はどんどん閉店へと追い込まれているわけ。
マッチングアプリを開くと、
そんな爽やかなメンズ達の写真をズラリと見せつけられて、更に高学歴高収入、
婚活女子の心が揺さぶられるのは無理もありません。
でもリアルに会ってはいないから、
アプリの中ではあらゆる人物像を作り上げることは可能になる、
この点は忘れてはいけません。
マッチングアプリを批判するつもりは毛頭ないのです。真面目な出会いを求めて登録されている人のほうがずっと多いと思います。
ただアプリの中での人気取りのため、仕方なく自分の条件を盛る人もいるでしょう、、?
嘘で固まった自分はいずれはバレるから短期間しか関係を持たないと割り切ってやっている人もいるでしょう?
そもそも会うつもりすらなく、ゲーム感覚の人もいるでしょう、、?
どっちみち、そんな現実離れの「ハイスペ男子」と真剣交際そして結婚への可能性は、どれほどあるのでしょうか??
問題は私達の時間、
そんな好条件の男性を求めて、バーチャルに近い世界に嵌まってしまい、現実を見失ったまま時間だけが無情に過ぎて行く。
一年一年、
本当にとても速いものです。
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2016年12月4日-
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